カルテビューア, 導入事例, 眼科, 電子カルテ

竹内眼科クリニック様【竹内忍先生】

診療スタイルと立地条件に合った第3の選択肢

竹内眼科クリニック様は開院して11年目。眼科で初めてカルテビューアを導入したクリニックでもあります。網膜硝子体疾患の治療をメインに、手術もできる限り外来通院で行う方針を掲げており、患者さんに最新の医療と負担の少ない、やさしい医療を提供しています。

導入時の課題 / 導入の背景

院内見取図

「開業時、電子カルテを導入するか紙カルテにするか迷っていましたが、資金面から当面は紙カルテでの業務を考えていました。ただ、ビル開業かつ外来手術を行うためのスペースも必要だったので、紙カルテだと保管場所を取られてしまうことが問題としてありました。」(竹内院長)

「そんなとき、ある業者から、京葉電子工業でカルテビューアシステムを出していることを聞いた。」という竹内院長。眼科での導入は初めてのことでしたが、躊躇なく導入を決定されたそうです。

選定ポイント / 導入の決め手

システムの選定ポイントは、以下の5点でした。

  • カルテの保存スペースが不要であること
  • 誰でも使用可能(非常勤Drが多いため)であること
  • 各種検査機器との一体化が可能であること
  • 適切な価格であること
  • 紙の廃棄に法的な問題がないこと

検査機器との連携もポイントでした

導入効果

カルテ庫の無い受付スペース

「常勤医、非常勤医、スタッフ共に支障なく使用中です。画面を読む必要が無いため目も疲れず、シンプルなシステム構成で故障が無い点も良いですね。」(竹内院長)

眼科で最初の導入だったため心配もあったようですが、今のところは特に問題もなく運用できています。

「カルテの保存義務を満たせるよう厚労省のガイドラインやe文書法など関係の法令、条例を遵守し、スキャン後の紙カルテを破棄しているため、スペースの有効活用もできています。」(竹内院長)

事務員のカルテ探しや整理の手間も省け、時間的かつ人的な負担を減らすことができたそうです。

製品の感想や今後の展開・期待

必要なデータも抽出可能

「当初、スキャンで行うからにはデータ分析についてはあきらめる必要があると覚悟していました。実際にやってみると、必要なデータのほとんどはレセプトコンピュータから抽出できるため、実際には不便がなかったのがは嬉しい誤算でした。」(竹内院長)